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冬の米沢・伝統の灯 雪灯籠制作(後編)

冬の米沢・伝統の灯 雪灯籠制作(後編)

皆さんこんにちは!前回の制作の日から丸2日、この日も米沢は朝から雪が降り続いております。

しかし、そんな寒さに負けず雪灯籠制作がスタート!完成に向けて職員一丸となって頑張ります!

「二日目も頑張りましょう!」米沢市民一体となっての制作が二日目も始まりました!

いよいよこの日は灯籠の削り出しの作業。そして初めに灯籠の形をした型枠を

固めた雪に合わせていきます。これも全体がずれてしまわないように慎重に作業を進めます。

型枠をはめたら、チョークで灯籠の原型の線を引いていきます。

ここも全体の高さを考慮しつつ、何度も確認作業を行いながら進めて行きます!

チョークでの線引きが完了したら、いよいよ削りだしの作業です!

型が崩れないよう、声を掛け合い慎重に削り出しを行っていきます。

上杉景勝公、直江景勝公も米沢市民一丸となっての制作を見守って下さります。

先人の方々への感謝の気持ちを込めて、灯籠制作を進めて参ります!

削り出しも全体のバランスが大切です。

「一回、前に出て確認してみよう」「左側、もう少し右に合わせて削ってみて」

声を掛け合い、少しずつ削り出しの作業を進め、バランスを整えて行きます!

削り出しも終盤に差し掛かりました。疲労で腕も上がりにくくなっている中、

「灯籠作り、頑張って下さいね!」「明日、楽しみにしているよ~」

観光客の方が声を掛けて下さり、感謝の気持ちで一杯になりました。

「おしょうしな」のおもてなしの心も上杉雪灯籠祭りのコンセプトです。

その気持ちも灯籠制作に込め、最後の仕上げを進めて行きます!

そして待ちに待った雪灯籠が完成!!この瞬間は達成感で一杯になります。

今年も米沢の伝統の灯を届け、皆さんに元気になって頂きたい・・・その思いを胸に、

「為せば成る」の精神でチーム一丸となって今年も作り上げることができました。

雪灯籠祭り当日、上杉神社周辺は幻想的な雪灯籠の灯で一杯になっておりました。

雪灯籠制作にご協力頂いた全ての方々に感謝申し上げます。

先人の方々への感謝の心、郷土を愛する心、おもてなしの心が込められている米沢伝統の灯。

これからも米沢の伝統を受け継いでいけるよう、職員一丸となって取り組んで参ります。

                       【ケアセンターとこしえあたご 介護職:佐藤(成)】

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